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AcrySense: インタラクティブなアクリル彫刻
Last Update: 2013/11/20 



Abstract

近年,レーザーカッターなどの普及に伴い,アクリル板の表面に彫刻を施した作品作り(アクリル彫刻)が身近になりつつあります.こうしたアクリル彫刻は液晶バックライトのように,側面から光を投射することで彫刻模様が浮かび上がり,美しく魅せることができます.AcrySenseは,こうしたアクリル彫刻をシンプル/安価な仕組みでインタラクティブな入出力装置として扱えるシステムです.LEDとフォトダイオードが配置された基板をアクリルの下部に配置することで,LEDを光源としつつ,アクリル板内で反射したフォトダイオードへの入射光を検出することができ,アクリル板のデザインやソフトウェアの設定によって様々な用途に利用できます.


Figure 1.さまざまなアクリル彫刻の例
Figure 2. AcrySenseの外観



Publication
  • Marina Mikubo, Koji Tsukada and Itiro Siio, AcrySense: Interactive Carved Acrylic Board , Adjunct Proceedings of UbiComp2013 (demo), pp. 1-4, (Sept, 2013) [acceptance rate: 57%] [PDF]
  • 三久保 莉也, 塚田 浩二, 椎尾 一郎: AcrySense: インタラクティブなアクリル彫刻の提案, インタラクション 2012 論文集 pp.141-142, Mar, 2013 [PDF]