塚田研の研究テーマ紹介
最終更新日: 2021/10/02 作成日: 2013/12/13



◆概要

ここでは,特に未来大の学生に向けて,塚田研の研究テーマを紹介します.

塚田研の研究テーマは,日常生活にコンピュータ/センサ/Web等を融合した新しいデバイス/システム/サービスを構築することです.更に,こうしたシステムを効率的に実装するための支援技術や,様々な素材を活用した新しいインタフェースを探求します.詳細は,それぞれのテーマを参考にしてください.

また,別ページに 配属希望学生向けの研究室情報 をまとめていますので,志望学生は是非一読して下さい.

 


◆テーマ1: 日用品インタフェース

私達の身の回りにある様々な日用品に小型のセンサやコンピュータを搭載し,情報技術で「拡張」された日用品を用いて生活をさりげなく支援するシステム「日用品インタフェース」を提案・開発します.特に,以下のようなトピックに関心があります.(限定するものではありません)

(a) 人をふっと幸せにする技術.

単に役立つだけでなく,使っている/触っているだけで「ふっと」幸せになるような技術が重要だと考えます. 例えば,ぬいぐるみのモフモフ感/ウィットの聞いた返し/クスッとした笑い/癒される音楽/かわいい動き,等々... こうした「幸せ感」を自ら定義して,デバイスやシステムに取り入れて,その効果を確かめましょう.

(b) さりげない行動変容を誘う技術.

人の習慣や行動を,「さりげなく」改善する技術が重要だと考えます.行動経済学でいう,「ナッジ(そっと背中を押す)」という概念とも共通します.例えば,フォークにセンサを内蔵して,食べ物の色や食べるペースを記録しつつ,インタラクティブな音や映像を用いてユーザにフィードバックすることで,食習慣を改善するようなシステムを開発しています.行動変容を強制するのではなく,「さりげなく(or楽しく)」改善できるシステムを作りましょう.

期待する学生:

万能タイプ:成績よい人.コツコツやれる人.

ToolShaker: 日用品自体を駆動する
情報提示手法
PartsSweeper: 電子部品や工具をさりげなく整理するインタラクティブ・デスク

SensingFork: フォーク型センサを用いた食習慣改善手法 足音から歩行をデザインする靴の提案
ブラインドを拡張した新たな情報提示手法
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◆テーマ2: マテリアル・インタラクション

実世界には,これまで情報技術と無縁だと思われていた様々な素材(マテリアル)が無数に存在しています.たとえば,「手芸と電子工作を融合させたe-Textile」,「プリンタと導電性インクを用いた回路印刷」,「導電性素材を用いたインタラクティブな3Dプリント」等も注目されています.本研究テーマでは,こうした新しい「マテリアル」に着目し,プログラミング/電子回路等と融合することで,新しいインタラクティブ・デバイスの可能性を模索します.

期待する学生:

手芸やミシン,アクセサリ作り,木工などのアナログ的な「作品制作」(デジタル工作機械でもOK)のスキル・経験がある.

ChromicCanvas: クロミック繊維を用いたインタラクティブキャンバスの提案

UVプリンタを用いたレンズ造形手法

 
カスタマイズ可能な二次元レンチキュラを用いた多視点情報提示手法  
Sparklry: きらめきをデザインするインタラクティブ・ジュエリー

CapacitiveMarker:接触認識可能な2次元コードを用いた
インタラクション手法

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◆テーマ3: 「ファブ」を支える支援技術

3Dプリンターやレーザーカッター等のデジタル工作機械や,Arduino/M5Stack等の汎用マイコンを用いて,電子回路から筺体まで,ほとんどあらゆるものを自分で作れる「パーソナル・ファブリケーション(ファブ)」が身近になっています.塚田研でも,ほとんどのテーマでこうした機材をプロトタイピングのためのツールとして活用しています. 一方,こうしたツールはまだまだ発展途上であり,頭で思い描いたシステムを手早く作ることは困難です.そこで,本研究テーマでは,ファブの発展を支え,新しいモノづくり(プロトタイピング)を支援するための技術を提案・開発・公開していきます.

期待する学生:

何らかのファブ技術に習熟している or 電子工作/Webサービス/スマートフォンアプリを構築した経験がある.

実世界と動画を連携したIoT
プログラミング学習支援システム

3Dプリンターにおける組立不要な一体造形手法

 
スマートウォッチを用いた共創的モノづくり環境のための
動画マニュアル制作支援システム
 
FabLabの制作ノート振り返り支援システムの提案 3Dプリンタを用いた弾力調整可能な
コイルスプリングジョイント機構
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◆テーマ4: 一芸研究

自分の特技/趣味を最大限に生かして,一芸を強引にでも研究にしましょう.一芸さえすごければ研究方法は塚田が一緒に考えます.得意なこと/好きなことを突き詰めることで,粗があってもなにかが生まれるはずです.また,プログラミングやモノづくりが得意だが,どう研究にすればよいか分からない人も歓迎です.ファッション/アクセサリ/モデリング/イラスト/ダンス/コスプレ/楽器/スポーツ,等々...創造的趣味や身体的特技の方が「一芸」を生かしやすいですが,超絶詳しければ収集系でも構いません.(単に「漫画読むが好き」程度では不可.)

期待する学生:

一芸タイプ: とりあえず自慢できる特技/趣味がある.(or とにかくプログラミングやモノ作りが好き.)

タットダンスの練習支援システム ダンスにおけるアイソレーション練習支援システム
Sync☆Idol: ライブアイドルとファンを盛り上げる
ライブ支援アクセサリ
トランプ技術の習得を支援するカード型デバイス

透紙: 紙媒体の質感を拡張する
表現手法

スマートフォンを拡張した残像ディスプレイとインタラクション手法
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